北京市内

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 ドイツ人の友人は、昔アメリカに留学した時に知り合った訳ですが、彼には中国人のルームメイトがいました。初めて、彼のアパートに迎えられたときに、パーティがあり、様々な国籍の人間が集まって、相当盛り上がりました。最後は、女性のヒールでお酒を飲む者、床の上で寝ている別の者等々乱れていたのを記憶しています。本人も記憶がほとんどありませんでしたね。ビールは4,5本いったのはいいのですが、ショットを混ぜるのでこれが利くのです。因みに、彼女は自分の部屋でしっかりと鍵を閉めて寝ていたようです。

 卒業後10年程経過していましたが、今回北京を2人で訪問したのを機会にこのドイツ人はかつてのルームメイトの家を訪問したいと申しているので付き合うことにしました。住所は押さえてありましたが、果たして広い北京市内(東京23区よりもはるかに広いイメージがありました。)をタクシーをとばして行ったわけですが、彼女はNYで働いているとのことで、会うことはできませんでした。彼は泊めてもらうことを前提に来ていたこともあり、その母親に宿泊の交渉をして、NOと言われていたのを覚えています。ただし、野菜餃子を大量に作ってくれて歓待してくれました。当方は、ドイツから持参したお土産を渡して帰路につきました。なんといっても、彼女は一ミリも英語ができないので会話が成立しなのです。私も知らなかったのですが、父親の部屋を見せてくれましたが、書類の宛名等から彼はかの精華大学の理系の教授であることがわかりました。アメリカに留学するだけあり、彼女は一部の知識層の人間だったようです。学生時代はウエイトレスのバイト等で苦労していたのを知ってはいましたが、その時はNYのMOMAファイナンス・マネージャーに就任していたそうです。頑張り屋さんですね。

 当然、我々は早々にその場を退散して、中華料理店に駆け込みました。北京ダックくらいは食べないとと思い2人で入った訳ですが、相当程度油つけで、野菜は油スープでした。日本の中華街のものとは違って驚くだけでした。ビールは燕京ビールですが、とにかく安くて悪くはないです。たまに青島、ハイネケンカールスバーグ等を飲みました。その後、また同じライブハウスで中国人による西洋音楽を楽しませてもらいました。次の日からさすがにおなかが緩くなってきました。そろそろ中華料理は限界でした。

  以下も訪問していただけましたら幸甚です。いまは、パンの発酵カゴに注力しています。ハンド・メイドブームですから自分の手でパンを焼いてみるのも楽しいと思います。ベトナム製で日本全土の中で大変競争力のある価格で提供中です。

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